第4回全珍連SDGsアワード 選考結果
第4回全珍連SDGsアワードは、応募総数6件の中から最終審査を経て、以下のとおり受賞者が決定しました。
<第4回全珍連SDGsアワード 受賞企業一覧>
| 大賞 | 株式会社中外フーズ |
|---|---|
| 優秀賞 | マリンフーズ株式会社 株式会社えびせんべいの里ホールディングス |
| 審査員特別賞 | 株式会社キング食品 |
| 全珍連理事長賞 | 株式会社かね徳 株式会社三久食品 |
表彰式は2026年5月21日(木曜日)、神奈川県箱根 湯本富士屋ホテル(神奈川県足柄下郡箱根湯本256-1)で開催される「第62回全国珍味大会」において実施いたします。
第4回全珍連SDGsアワード講評
【全珍連SDGsアワードの趣旨】
全珍連SDGsアワードは、全国珍味商工業協同組合連合会の会員傘下の企業を対象に、SDGsの達成に資する優れた取り組みを選定し表彰する制度として、2023年度から実施しており、本年度で4回目になります。
第4回全珍連SDGsアワードは、6社からご応募いただきました。
【全珍連SDGsアワードの評価結果について:大賞】
それでは、第4回全珍連SDGsアワードの評価結果を述べていきます。
まず、大賞は、東京珍味商工協同組合の(株)中外フーズの「くじら軟骨を使用した商品「くじら梅水晶」によるSDGsへの貢献」が選ばれました。
(株)中外フーズ様は、伝統技術と最新の加工技術を融合し、未利用部位である鯨の軟骨を「くじら梅水晶」として商品化することで、食品ロス削減に取り組んでいました。また、漁業者との協働を通じて、地域産業の活性化と海の保全にも取り組んでいました。
これらの取り組みにおいて、未利用資源の活用、伝統技術の継承と革新、生産者との協働が高く評価されました。
【全珍連SDGsアワードの評価結果について:優秀賞】
優秀賞は、本年度は2件あります。
まず1件目は、東京珍味食品協同組合のマリンフーズ(株)の「マリンフーズのサステナビリティへの挑戦~企業理念に基づく6つのSDGs推進施策~」が選ばれました。
マリンフーズ(株)様は、持続可能な社会の実現に向けた多角的な取り組みとして、認証水産物の取扱拡大、ダイバーシティ推進、CO?排出量の削減、外部認証の取得、サプライチェーンにおける人権リスクマネジメントの強化、「海ごみゼロ」清掃活動に取り組んでいました。
これらの取り組みによる、多岐にわたるSDGsの促進が高く評価されました。また、女性管理職比率の目標設定も、意欲的な取り組みとして評価されました。
今後は、「海ごみゼロ」清掃活動のような従業員が取り組む活動の広がりを期待しています。
優秀賞の2件目は、中部珍味食品協同組合の(株)えびせんべいの里ホールディングスの「産廃排出量を1/10に、新たな商品・循環型な再生利用を目指して」が選ばれました。
(株)えびせんべいの里ホールディングス様は、製造段階で発生した副産物を堆肥化し、それを農業生産に活用するなど、食品製造から販売までをつなぐ循環型のサイクルを構築していました。
これらの取り組みにおいて、製造工場の廃棄物を堆肥化して飼料として活用し、農業法人と連携して土壌改良を進めている点が高く評価されました。
今後は、この取り組みを、食育、環境教育の場として活用されることを期待しております。
【全珍連SDGsアワードの評価結果について:審査員特別賞】
審査員特別賞は、広島珍味食品協同組合の(株)キング食品の「社員エンゲージメント向上及び環境負荷軽減を目的としたSDGsへの取組み」が選ばれました。
(株)キング食品様は、オフィス改装にともなう、フリーアドレス化の導入や、働きやすい職場環境の整備について取り組んでいました。
これらの取り組みによる社員間のコミュニケーションの活性化が評価されました。
これらは、将来的な人材確保やワークライフバランス向上にもつながるため、今後も継続されることを期待しております。
【全珍連SDGsアワードの評価結果について:全珍連理事長賞】
全珍連理事長賞は、2件あります。
まず1件目は、兵庫珍味食品協同組合の(株)かね徳の「フードロス削減」です。
(株)かね徳様では、フードロス削減に向けて、食品残渣排出量削減に取り組んでおりました。
これらの取り組みについて、食品残渣排出量や原料の平均単価による削減金額を可視化するとともに、毎月全従業員へ共有している点が高く評価されました。
今後は、削減手法などを対外的にも発信していくことを期待しております。
全珍連理事長賞の2件目は、大阪珍味商工協同組合の(株)三久食品の「販社も出来る社会貢献」です。
(株)三久食品様では、販社で実施可能な社会貢献として、業務のデジタル化とペーパーレス化を進め、紙資源削減と業務効率化を図るとともに、勤怠管理システムの導入やテレワーク・時短勤務制度の拡充により、健康で働きがいのある職場づくりにも取り組んでおりました。
これらの取り組みについて、効果・普及性・参画性・将来性の点で評価されました。
今後は、これらの取り組みがさらに発展していくことを期待しております。
【まとめ】
第4回全珍連SDGsアワードでは、以上の6社が選定されました。
SDGsの目標の達成には、17の目標に沿って、自社ができる取り組みを、新たに検討し実施していくことが必要であると思いますが、これまで実施してきた事業についても、17の目標との関連性を改めて見直すことも必要であると思います。そして、SDGsとつながりのある事業や取り組みの積極的な発信は、SDGsの取り組みの広がりにも繋がると考えられます。
本年度は、6社のみなさまからご応募いただきました。来年度も全珍連SDGsアワードを実施しますので、より多くのみなさまの積極的なご応募を期待しております。
最後に、第4回全珍連SDGsアワードにご応募いただきましたすべての企業のみなさまに、心より深く感謝を申し上げ、講評とさせていただきます。







